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エトワーレ領
Territoire de ettoire


この地について
夜が永く、星がよく見える、海に小さく浮かぶ島。
海に浮かぶ列車や船で訪れることができ、貿易も盛ん。
石畳が美しく、自然豊かでありつつ街は活気づいている。
領内に定住するものもいれば、旅人のようにふらりと訪れる者も。
どのような形でも、訪れた者には平等に平和に過ごす権利がある。
一等高い丘の上に建つ領主の館には談話室があり、
誰でも自由に訪れることができる。
【 ettoire(エトワーレ) 】は
星を意味する『étoile(エトワール)』と海を意味する『mare(マーレ)』から。
そして、『あなたと』を意味する『et toi』が名に込められている。
眠れない夜もあるでしょう。
息をすることが苦しい夜もあるでしょう。
そんな時、あなたにとっての常夜灯。それがエトワーレ領です。
きみが今日、孤独じゃないと信じられる。そのための安息地。
心安らかになれる場所に、この領がなれますように。
自然と気候
海風が穏やかで、冬でも雪は少ないため
比較的訪れやすい島となっている。
針葉樹や季節の花々が満ちた島。
夜露が降りると
街の石畳が星屑のように光ることで有名。
夜明け前には「星霧(ほしぎり)」と
呼ばれる淡い霧が漂い、
幻想的な景色になる。
これは現在では珍しく土地に魔力が満ちているためという説が唱されているが、
真偽は定かではない。
四季もあり
穏やかで過ごしやすい島である。
街
小さな灯台と港、水上列車の駅が特徴的。
貿易が盛んなため、店舗を構える者もいるが
行商の露店も数多く立ち並んでいる。
食べ歩きも盛んで、
魚や特産の果物を使った料理が多い。
シーグラスも有名で、
それを使用した通行手形やお守りも人気。
島で一等高い丘には領主の館があり、
いつでも扉は開いている。
暮らし
法を守り、他者を慮りさえすれば
自由に過ごしてよい。
領民として定住するもよし。
行商として気まぐれに訪れるもよし。
住んだのち旅に出るのもよし。
好きなものだけを得、
見たくないものは見ない。
そして否定もしないことが大切。
眠れない夜は
領主の館を訪ねてみるといい。
ゆるりとした時間の流れる談話室。
温かいミルクとランタンで
出迎えてくれるだろう。

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